家づくりの知識向上にも役立つ!?注文住宅の雑学を初めての方でも分かりやすくご紹介

注文住宅はお金がかかる家づくり、このように考える人も多いようですが、実際に注文住宅で建築した人の総額を調べると建て売り住宅を購入するのとそれほど変わらないケースも少なくありません。
注文住宅は土地と建物が別々になる家づくりで、地方など土地の値段が安い地域で家を建てえると都心部で注文住宅の家づくりをするより総額がかなり下がる傾向があります。
また、こだわりたい部分にはお金をかけてそれ以外の部分はグレードを落とすなど、このような方法で行うと建て売り住宅より費用が下がることも多いのです。
注文住宅家は南東角地が一番?デメリットはない?
注文住宅を検討する際、南東角地は一つの魅力的な選択肢ですが、必ずしも全てのケースで最適とは言えません。
まず、南東の角地の利点から始めましょう。
利点については以下のとおりです。
1.日当たりが良い:南側からの日差しが家に差し込み、明るい室内環境を提供します。
また、朝日が昇る方向に面しているため、朝の活力を得やすいです。
2.風通し良好:南東の角地は風通しが良く、夏の暑い日にも家を涼しく保つのに役立ちます。
3.敷地の使いやすさ:角地であるため、通り沿いに面する庭や駐車場の配置に柔軟性があります。
しかし、南東の角地にもデメリットが存在します。
1.費用が高い:南東の角地は他の方位よりも人気があるため、価格が高い傾向があります。
土地購入費用が予算を圧迫する可能性があります。
2.道路との接触面が多い:角地であるため、通行する人々との接触面が多くなります。
プライバシーの確保や騒音への対策が必要です。
3.日差しの管理が必要:南東角地は冬には暖かいですが、夏には暑くなりやすいです。
適切な日よけや窓の配置を考慮する必要があります。
最終的に、南東の角地が最適かどうかは、あなたのライフスタイルや予算、好みに依存します。
地域の気候条件や土地の特性も考慮して選択することが重要です。
注文住宅を検討する際には、プロの建築家や不動産エージェントと協力し、最良の選択肢を見つける手助けを受けることをおすすめします。
注文住宅を家を建てるときには外構工事も計画しておくと良い理由
注文住宅で家を建てるとき、家にお金をかけすぎてしまったなどから外構工事を後回しにされる人も多いようです。
しかし、隣家との境には古いフェンスはあるので区画が明確になっているけれども、道路沿いに設置するはずの壁やフェンスがない状態では簡単に敷地に入って来ることができます。
道路よりも高低差があるような場所は車が入ることはないけれども、高低差がないような場所は敷地内に車が入ることもゼロとはいい切れません。
この場合、車が庭に入ることで建物の一部に接触するなども考えられますので、注文住宅で家を建築するときは敷地と公共の道路との境界が明確になるようフェンスなどを設置する計画は必須です。
最初からエクステリアに関しての計画を行っておく、予算に外構工事も含めることが基本です。
庭にウッドデッキを設置したりガーデニング用のブロックを置くなど、このような工事は後からでも問題はないのですが、セキュリティに関する工事は注文住宅の家づくりに含めることが大切です。
注文住宅の家を建てる土地を決めるときには雨が降った日も見学しておくと安心
既存の戸建て住宅を取り壊して新築住宅を建てる人を除くと、注文住宅は土地を選ぶことから始める必要があります。
仲介業者に予算や周辺環境などの希望を伝えることで、適した物件を見つけてその都度紹介してくれます。
仲介業者は、1社だけでなく2~3社に声をかけておくと、違った物件をその都度紹介して貰えますし、親身になって見つけてくれる会社と出会えるチャンスも広がります。
基本的に、不動産会社の担当者が会社の車を利用して現地まで案内してくれますが、駅からの距離感などは実際に歩いて確かめることも大切です。
これは注文住宅の土地を探すときだけでなく、マイホーム購入や賃貸の部屋探しをするときも同じです。
見学は、主に日中に行うケースが多いかと思われますが、日中や夕方・夜間などでは人通りや交通量などに違いがありますので、購入する前に違った時間帯に出向いてみる、雨が降ったときなども見学に出向くことで水はけの善し悪しなどを確認できます。
注文住宅の土地にはいくつかの種類があるけれど分譲地に家を建てるメリットとは?
土地を持っていない人が注文住宅で家を建てるためには、建築地となる土地探しが必須です。
注文住宅の場合は、更地・古屋付き・建築条件付き・分譲地などいくつかの種類から選択することになりますが、分譲地の場合は水道やガス・電気などライフラインが既に敷地内まで通っているので、購入した後にこれらの工事をせずに済むメリットがあります。
更地の場合は、建物はないけれども地盤の強さなどの確認が必要になることもありますし、地盤が弱いときには地盤改良も必要になることも把握しておきましょう。
古屋付きの場合は、既存の建築物がそのままになっているので、新しい家を建てるときなど隣家との距離感などイメージしやすいのではないでしょうか。
ただ、古屋が残っているのでそれを取り壊さなければなりませんし、取り壊すためには解体費用のことも考えておかなければなりません。
そのため、土地を購入するときはどのような費用がかかるのか、このような点にも着目するようにしましょう。